副鼻腔炎の種類
鼻茸(ポリープ)
鼻茸(ポリープ)とは
鼻粘膜や副鼻腔粘膜の一部が成長してできた炎症性の突起のことです。白くブヨブヨしており、見た目がキノコに似ていることから鼻茸と呼ばれています。できる数や大きさは人それぞれです。副鼻腔炎などの鼻の病気や気管支喘息に伴いできる場合があります。基本的には良性ですが、悪性のものや将来的に悪性に変わる可能性のあるものがポリープのように見えることもあり注意が必要です。
鼻茸(ポリープ)の症状
第一に挙げられるのが鼻づまりや、嗅覚障害です。次いで、鼻水や後鼻漏、頭痛などのさまざまな症状がでます。喘息などの病気を併発する可能性があります。症状が悪化すると鼻茸が鼻の孔やのどの方から飛び出したり、鼻の形を変えてしまうこともあります。
鼻茸(ポリープ)の原因
鼻茸の原因は一つではなく、アレルギー性鼻炎や花粉症など様々な原因が絡み合ってできるといわれており、大人にできやすい傾向がありますが、小さな子どもにもできる可能性はあります。鼻茸が増大し片方の鼻を完全にふさいでしまうことも珍しくありません。
鼻茸(ポリープ)の治療
治療方法としては薬によるものと手術の2つに分けられます。 基本的にはステロイド薬を点鼻します。鼻茸(ポリープ)の大きさや部位によっては手術によって炎症部位、鼻茸(ポリープ)を除去します。どちらの治療法であっても再発する可能性はありますので、長期的に経過観察していくことが大切です。
副鼻腔炎・蓄膿症の種類
副鼻腔炎の種類は大きく急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の2つに分けられます。
さらに慢性副鼻腔炎は原因、症状によって細かく分かれます。
難治性の好酸球性副鼻腔炎、歯が原因となる歯性上顎洞炎などがあります。
CLINIC INFO
ひろた耳鼻咽喉科医院
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ひろた耳鼻咽喉科医院監修
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