鼻出血
鼻出血とは
鼻出血というと馴染みがない言葉かもしれませんが、鼻血と言われる症状のことで、誰でも経験のあるごく一般的な症状のことです。
鼻出血の原因
鼻の粘膜は血管が多く、鼻中隔の前端(キーゼルバッハ部)は特に血管が集まり、
また血管損傷を受けやすい部位です。
鼻出血の大部分は、この部位が何らかの原因で傷つくことで起こります。
鼻をいじる、風邪をひいて鼻をかむ、くしゃみや咳で一時的に血圧の上がった場合等が引き金をとなり出血します。
以下に鼻血の原因を記載します。
鼻血の原因
- 鼻をいじる
- 転んで鼻を打つなどの外傷
- アレルギー性鼻炎(花粉症)
- 副鼻腔炎
- 鼻風邪
- 出血しやすい疾患がある
(動脈硬化、高血圧、血友病、白血病、血小板減少症、肝臓・腎臓疾患など)
鼻風邪をはじめ、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎といった鼻症状のある病気をお持ちの方は、
鼻粘膜が腫れて過敏になり傷つきやすいので、鼻出血を来しやすい状態になっています。
鼻出血の対処法
- 小鼻を親指と人差し指で強くつかみ圧迫します。
- 仰向けに寝ると血がのどに流れ落ち、飲み込んでしまうので座りましょう。
- 座ったまま地面を見るように下を向き、安静にしましょう。
- 20分以上しっかり小鼻を押さえていても止まらない場合は、耳鼻科を受診しましょう。
※鼻出血は思ったほど量は出ていません。落ち着いて処置をしましょう。
鼻出血の予防
- ティッシュなどを詰め込むと鼻の粘膜を痛める可能性があるので、やめましょう。
- 鼻出血がよく出る場合は、鼻や血液の病気がないかなど、
耳鼻科、内科、小児科を受診しましょう。 - 高血圧、肝臓病、腎臓病、血液の病気の方は、必ず治療するようにしましょう。
- 血液をサラサラにする薬を服用している方は、
服用量が適正か、主治医の先生に確認をお願いする場合もあります。 - 子どもの場合は、爪はいつも短く切りましょう。
当院での治療
まずは出血しているところを見つけます。
鼻出血が軽傷の場合は、圧迫だけで止まります。
出血が激しい場合は、出血した部位を局所麻酔下に電気で焼いて止血することもあります。
耳鼻咽喉科で診療する病気について
CLINIC INFO
診療時間
木曜、土曜午後、日曜、祝日
※土曜日は午前9:00~午後1:00の診療となります。
ひろた耳鼻咽喉科医院
〒607-8306 京都市山科区西野山中鳥井町75-1
- 京阪バス 「大石神社」バス停下車すぐ
- 地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」駅下車 徒歩15分
- 駐車場: 10台
- 予約専用電話は自動音声案内です。
- 順番予約は当日朝7時から
主な診療内容
耳鼻咽喉科
クリニック所在地
〒607-8306
京都市山科区西野山中鳥井町75-1
- 京阪バス
「大石神社」バス停下車すぐ - 地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」駅下車 徒歩15分
- 駐車場: 10台
- その他の病気・治療
- 甲状腺疾患
- 嚥下障害
- 睡眠時無呼吸症候群
- 舌下免疫療法
(スギ花粉症) - 舌下免疫療法
(ダニアレルギー) - 鼻閉に対する日帰り手術
- レーザー治療
- ひどい鼻閉に対する手術
Copyright © HIROTA CLINIC All Rights Reserved.