急性副鼻腔炎
急性副鼻腔炎とは
副鼻腔とは鼻(=鼻腔)の周りにあり、上顎洞(じょうがくどう)・篩骨洞(しこつどう)・前頭洞(ぜんとうどう)・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)の左右4つずつの空間からなります。副鼻腔炎とはこの副鼻腔の粘膜に炎症がおこり、膿などが副鼻腔にたまった状態のことをいい、蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれています。
副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎の2つのタイプがあります。
ここでは急性副鼻腔炎について解説します。
急性副鼻腔炎の原因と症状
急性副鼻腔炎の原因
- 細菌やウイルスによる感染
- 花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎
- 鼻中隔彎曲症(鼻を左右に分ける鼻中隔が極端に曲がっている)
- 上あごの虫歯や炎症
- 大気汚染による炎症
など様々です。
急性副鼻腔炎の症状
- 鼻づまり
- 黄色の粘性の鼻みず
- 頭痛
- 顔(頬、眼、ひたい)が痛む
- 臭いがわからない
急性副鼻腔炎の診断と治療
急性副鼻腔炎の診断
副鼻腔は鼻の奥にあり、鼻の中を見ただけでは正確に副鼻腔炎の診断は出来ません。当院では耳鼻咽喉科用のCT撮影を行ない診断致します。また、副鼻腔から膿が流れている状態であれば内視鏡で確認することもできます。
院内にてCT撮影が可能です。
急性副鼻腔炎の治療方法
細菌の増殖を抑える抗菌薬や炎症を抑える消炎剤などを使用します。
抗菌薬は処方した期間、回数を守ることが大切です。また、院内では副鼻腔にたまった鼻水を吸引したり、ネブライザーで抗菌薬や炎症を抑えるステロイドを直接副鼻腔に送り治療します。
耳鼻咽喉科で診療する病気について
CLINIC INFO
診療時間
木曜、土曜午後、日曜、祝日
※土曜日は午前9:00~午後1:00の診療となります。
ひろた耳鼻咽喉科医院
〒607-8306 京都市山科区西野山中鳥井町75-1
- 京阪バス 「大石神社」バス停下車すぐ
- 地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」駅下車 徒歩15分
- 駐車場: 10台
- 予約専用電話は自動音声案内です。
- 順番予約は当日朝7時から
主な診療内容
耳鼻咽喉科
クリニック所在地
〒607-8306
京都市山科区西野山中鳥井町75-1
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「大石神社」バス停下車すぐ - 地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」駅下車 徒歩15分
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- 甲状腺疾患
- 嚥下障害
- 睡眠時無呼吸症候群
- 舌下免疫療法
(スギ花粉症) - 舌下免疫療法
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- レーザー治療
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